20世紀少年/山人
 
・ヨシツネ・フクベエなども出席しており、近況などを語り合う。同級生の一人がケンジのそばに来て話を始めた。なにやら自分は離婚したという話で、その原因が妻の宗教団体への加入だというのである。そしてその教団のシンボルマークが、ケンジたちが掲げたあの矢印と瞳のマークなのである。その教祖はトモダチと呼ばれ、あの当時の遊び仲間の誰かではないかという結論に達した。それとともに、その不穏な教団の被害者の会なども立ち上げられていた。
 唯一の女の子ユキジは、税関職員となっており、麻薬取締官として空港勤務。マルオはファンシーショップ経営。ケロヨンは蕎麦屋。ヨシツネはコピー機の営業など、それぞれ社会人として責任ある3
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