なんか、いいね、ということ/腰国改修
 
しまう、恋人たちもそうだろう、だから、適当な距離感で、それでも親しい雰囲気で、また、言語能力や説明する力や理論面での秀でた部分を持たなくても、一気に気持ちを伝える言葉として『いいね』が急速に浮上したとしても不思議ではなく、また、恥ずべきことでもないのではないだろうか。

まずは、他者からよくわからないけど何だか『いいね』と言ってもらえる。これ、案外大切で大変なことなのではないかなと思う。それは、所謂自称詩人からの脱出の一歩ではないかと思う。食レポ旺盛な昨今、まずは『うまい』、『おいしい』、『まいうー』でも何でもいいのではないだろうか。さすがに詩作品は食べ物のように写真を撮ってインスタグラム**
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