なんか、いいね、ということ/腰国改修
ってしまう。
この『なんかいいよね』、何だかんだ言いながらも悪であろうか?或いは無礼だろうか?或いは稚拙?と考えてみる。Facebookの凄みはこれを『いいね』として商品化したことだろう。21世紀初頭の重大な言葉のひとつであると思う。振り替えれば近い過去、俵万智氏が「この味をいいねと君が言ったから」と恋人との記念日を歌った。このときには『いはいね』は存在していなかった。見方を変えれば、Facebookによって世界中に俵万智が、恋人たち的なモノが、或いは歌人、或いは詩人の要素がばらまかれたのではないかと思う。
あまり、色々深入りして批評が批判になってしまったりすると*人間関係が崩れてしま
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