狂気の中の光悦/狩心
 
が寒さを感じて
眠ることができない
激しく踊りながらもなお 新たな狂気と奇跡を信じている

涙さえも運命であって
私は自己満足する為の 感動する機械ではない
強く闘争/逃走し、闇にも光にも追いつかれないよう
突き抜ける疾風の跳ね馬
手の平を前に突き出し エナジービームを発射
途方もなく遠く、我の知らない惑星/都市を破壊する

彼らが再建する前に
私はそこに辿り着く
そして平然とした顔でその惑星/都市を再建する労働者として参加する

誰も知らない閉ざされた窓の内側
鉄格子に串刺しにされて身動きができない野獣の
飛び散る筋肉の肉片の血の潤滑油が
牢獄の下水から川に流
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