小説家小説/水宮うみ
 
る。私に限らず、今どき、文章を書くのが趣味の子のほとんどはパソコン等を使って書いていると思う。だってそうじゃないと、インターネットに投稿できないし、データを簡単に人に渡すことができない。インターネットに投稿できない文章の価値はどんどんなくなっていってる。今のこの便利な時代に手書きの小説に拘る人がいたとしたら、どんな人なんだろう、って散歩中にふと思って、試しに書いてみてるんだ。パソコンを使ってパソコンで文章を執筆するのが嫌いな人を描くのは、どこか不思議で、書いていてなんだか楽しい。』

とここまで書いて、文章は一息つく。さてこれからどうしようか。山本文字はこれから何を考えるだろう?
とりあえず
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