宝石の島/stereotype2085
 
詛(じゅそ)の言葉も投げかけて
 投げられた石で足は傷つき 君は僕の腕を握りしめた

 エンディングフィナーレは遠いけど ハッピーエンドかも分からない
 だけど駆り立てる気持ちは止められない 聾唖(ろうあ)の男も目を見開く


 かぶった帽子は泥まみれ それでも礼を尽くしてさよならを
 不幸せの尻尾(しっぽ)はいつの間にか 僕の目の前から消えていく

 
 消えては現(あらわ)る宝石の島 僕らを惑わし 導くけど
 そこには無限の力があり 水も光も途絶えることはない
 
 二人で視線を合わせあって 目配せしてみたその未来
 僕らを手招き 誘(いざな)って 幸せ行きの船に
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