神について/グロタン
 
に導かれみたいなイメージでしょう)生きる人生が最高の人生と呼べると思います。
確かにそんなのは理想論だとは正直感じます。
ただ「詩」とはこの意味での総称だと私は考えます。無私なる体験をした人がそれぞれに名付けています。
ランボーは「私の中に他者がいる」と言いました、エマソンは「自己信頼」を叫びます。エックハルトは「神は私よりも内側にいる」と言い親鸞上人は「他力」を説きます。ベルクソンは「純粋持続」西田哲学は「絶対矛盾的自己同一」、カントハイデガーフッサール、みんな同じだと思います、漱石の「則天去私」透谷の「内部生命」世阿弥の「花」西行の「花」、芭蕉が言ったように「その貫道するものはひとつなり
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