神について/グロタン
 
在を超越した私以上の私の声、私にも制御出来ない不思議な力でしょう。
これは別に宗教性に限定することではなくて、個人的には神様仏様という言葉より「無私」という言葉がイメージし易いです。中心が同じの大きな円と小さな円を書いて、円全体を私とみると大きな円と小さな円の間が私、小さな円が無私という構図です。
つまり無私は私よりもより深いもの、より真実なものになります。無私からの歓喜は私の真実の喜びで、人間という存在は自分自身にも押さえられない不思議な無私の声に従うしかないのではないか。私に向けて私以上の生の充実感やリアリティを運んで来る力。もしそうならば無私の声に従って(神様の声に従ってとか仏様の光に導
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