風物詩/なけま、たへるよんう゛くを
たいが、個人的な感想である
すると、尾っぽと、皮も食う
よく分からないから である
食えないものを売っている訳がないのだ
人間にも鱗や尻尾はあるのかもしれないが、身を切ってまで見知りたいとは思わない 自分の命の構成もよく分かろうとしない だから自分が何にも喩ええない
こいつにも背や腹がある 臓器がある 肌や軟骨がある そうは見えない
存分に食える餌が目の前にある。あくまでそう考える
だがよ
頭は食えない
脳が、食えるかどうか思案したこの脳が目の前にもまた一つ、抜きんでてさびれる 面突き合わせ目の前に目玉をギョロつかせる そして食う口までもがある
食え 食え 食えぬ
よく 分か
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