風物詩/なけま、たへるよんう゛くを
 
らかしな 世にも此くにも怪しき儀式が 坊ん、坊ん、焼けますよ 飛び移りますよ 会えますよ 太鼓の轟きピント張り 人まだ集いまだ流れ 坊ん、坊ん、踊らにゃ損 着飾れ混ざれ、身も攫え 気も晒せ)

/偏らないように震えている 場末や上座 飛んで速やかに出戻りあれは ほんの本分でもなかったと
/夜を徹し 之を征服す 雨戸閉め切り 昼も退けて こはいずこ 雨粒の音 今何時 明日の白昼夢 意識有り曜日に不明 起きてるの 意識去り用事に抗命 落ちてるの欄干 非干渉なる甘美も冷悧なる 無言も無言の信号なる
/明けて暮れる=休みなく染まり続ける

/豊かな街へと繰り出そう
軍資金が今以てあるといい
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