創作童話詩/水菜
さないよう見張るようにとの一番多いのが明け方らしい主が夢の中なのを良いことに身体が歩き回るのさ遊び過ぎて戻り損ねた身体の一部が戻って来れなくなったってことらしい馬鹿馬鹿しいが目で見てしまった以上信じない訳にはいかないよ顔真っ青にして毎夜睡眠不足さたまったもんじゃない
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身体は傷つけちゃいけないよ
赤い線を身体によくひくのはつらい気持ちのうらがえしかもしれないが身体は口をきかないけれどありゃあ痛い痛い言ってんのさだから大事にしてやらないけないよ
じゃないといつか身体が愛想尽かして逃げちまうなんてことにもなりかねない悪いことは言わないさ自分の大事な身体大切にしなねお願いだ。
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