創作童話詩/水菜
へいきましょね
あたたかなおひさまのしたでふわふわうかんでいたら
いつのまにかわたあめぐもはひとりでうかんでもへいきになっていました
ちかくにままがいることをしせんをかんじてしっていて
ふわふわあんしんして
ぐるりといっかいてんまでしました
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『指』
ある日、指がなかったもんだからわたし驚愕してして慌てて指先を振ったの先っぽがちいさな痒みを持っているのに指がないのよ指がないの唖然として昨日を振り返ってみたわわたし記憶喪失記憶がないのどこにどこにわたしの指いっちゃったのかしら悔しくて悔しくて涙が滲んだわたしの指
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身体ば
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