私が、手放せないものについて/水菜
 
要なものではないという意味とは別に違う意味も持ちます。
不要であっても置かなければならない価値の無いものとは本質的に意味合いが違います。
手放せるものは、手放せるというだけで、意識的に私にとって必要なものではないと認められたということになります。
高い美意識を持つ方ほど、手放せる方だと私は感じています。
洗練するということは、手放すことであるからです。
厳選するということは手放すことでしか成し得ないものです。
私は、私にとっての理想は、
必要なものに囲まれることです。
人であっても、物であっても、
私が、価値を置くものしか傍に置かないことが理想です。
それが出来る自由も権利も私
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