私が、手放せないものについて/水菜
 
も私は、持っているはずです。
そして、同時に気付き思いました。
私が、どうしても手放せなかったもの。
それは、私自身でした。
私は、私の心も、私の身体も、手放せなかった。
だとしたら、私は、私自身も私にとって価値のあるものとして、
長い時間を掛けて慈しみ愛情を持って手入れをしなければならない。
私は、私にとって手放せるものと、
私にとって手放せないものを、
身の回りを見渡してきちんと見つめて、
手放せないものには、
慈しみと愛情を持って尊敬し、長い時間を掛けて手入れをしたい。
自身の物差しではかる豊さや幸せを、
私は、見つめたいと思います。
戻る   Point(1)