恥ずかしい日常/水菜
ンがないんだよ
しろいわたがとびでて、カラフルなピンクでいろどりされたぬいく"るみのライオンが下をむいたとき
逆回転したうちゅうが
白いタキシードをぬいく"るみのライオンにプレゼントしてココナッツがお辞儀をし、うやうやしく胸元に赤いばらをとめたとき
翡翠色のぶと`うが涙をながして
逆再生をこころみたときそこはぶど`う畑でした
たいせつに育てられた翡翠色のぶと`うたちはとなりのぶどうと競ってばかりいました
ぶどう畑の主人が、よしよしとなでてやるとぶどうたちはよりいっそう輝きを増したのでした
ぶどう畑の主人が、柔らかなメロディをくちづさ
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