misa/千月 話子
 
ートを揺らしながら
クネクネと踊った 私のピンク あなたの青
手首に重なるブレスレットが鈴の音をたてて
あれは どこに消えて行ったのでしょうか?






 それは 1980年代の終わり頃
 とても とても 平穏な
 春の初めの日向を歩くような
 心地良い 日々でした






正座したテーブルの上 可愛いお皿に盛られた
煮込みハンバーグをナイフとフォークで頂いた
高級レストラン仕様の味が 今も忘れられません。
 あの深鍋のデミグラス・ソースには
 不意の客も拒まない 丸い愛を入れて
「ご馳走様。」が 最上級です。



あなたと選んだ
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