わたしなりの小舟にのって/水菜
前にあなたが居ること、わたしは、知らなければならない
(あなたを尊敬し、言葉を共有し、共通の心に泪したいと考えるのなら)
わたしは、いくらでもあなたの色の海にわたしの心の小舟を出して未知の世界へ旅たとうとするのです
(世界はきっと、そうしてしか出来ていないから)
そして、それがきっと、幸福の近道になるとわたしは、みたされた思いで見つめるから
(あなたと出会えた幸福にわたしは、心を度々揺らして)
わたしは、あなたという存在に感謝するのです
もし、あなたの世界を終えようと、あなたが、この世界の可愛い大地からさよならしようとあなたが考えるのなら
わたしは、あなたの心に
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