わたしなりの小舟にのって/水菜
びたび泳ぎます)
思考の渦に染まったわたし
(わたしの心は、満たされた幸福に染まり)
(あなた色の世界は、わたしに不思議を見せ続けるから)
わたしは、あなた色の海を、わたしなりの小舟に乗って
大海原の旅に出ようとするのです
指標はあなたで、そして、わたしの心です
(世界は、きっと本当は、それだけで埋まっているから)
わたしは、あなたをそこから探して一緒に視座を見つけて、ときたま あなたの為に
笑ったり、泣いたり、感情を共有したい
(世界は、きっとそれだけで出来ているから)
わたしたちは、常に世界に向けての目を固定しがちになるけれども
いつもいつも、言葉の前に
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