路上で歌う詩人/独奏
 

不合理な悪魔にハマった僕
人生の価値観ほど変わった
溜まった言葉を吐く、そこで待つ
詩が湧く。意味なく、干からびる
金なんかとは比べられない
孤独は幸せを運んでくる
悪魔の手を握るのか、
孤独を捨てて不幸せになるのか
選択肢は大きな樹だ
もう一度見たい勇気
聞いてるだけで頭が痛い
偽善者が声をかけて手を差し出す
微笑みだけを返す。自分で立つ
日々は早く感じ、過ぎ去る
影を見てたら光を忘れる
光を見てたら影に戻れない
意味がわからないなら
これは聞き流せばいい
耳に残った情けを信じて
僕は詩を描き、路上で歌う
それが悪魔との取り引き
情報が溢れる日常で、
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