読めないときも焦らずに/木葉 揺
 
事派遣で勤めてた会社の健康管理室の臨床心理士さんに「お医者さんひどいこと言ったね」と言ってもらって「ワーン!」と泣いて救われました。さずがプロ。たとえマニュアル通りでも良いのだ。
「話を聞いてくれる人」「味方をしてくれる人」というのは、私とって神さまのようです。わからないなにかを吐き出させてくれる人は、とても聞き上手で「アドバイス」より「共感」をしてくれます。 なので時にわけのわからぬフラストレーション系の犯罪が起きると胸が痛みます。日常で、吐き出させてくれる人を見つけることができなかった人ではないか、と自分とどうしても重なってしまいます。めったに怒らぬ私が怒る時って、大胆な行動をとったりするの
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