それは抽象性以上の具体性を持たない(そしてしばらくの間循環をやめない/ホロウ・シカエルボク
 
わない
とにかくそいつらのうちの誰か、ひどくお喋りな誰かが
「さあ、おまえたち聞いてくれ」と盛大に声をあげているんじゃないかって
だって俺がこれまでに書いたものの中には
いつのまにかそこに書いてあったようなものがいくつもあるからね


俺は人生を確信しない
俺は運命を知ろうとしない
俺は自分について知る意味を持たない
俺は自分自身に向かうべき指針を持たない
俺はいつでもしなければならないものを持たない
そのとき生まれたものに従っていくだけだ
俺の血液は常にポエジーを探している
俺の身体中をくまなく這い回って


空がぶん回されて再び太陽がのんびりと現れるとき

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