80年代中学生日記 斉藤アキラ君/瓜田タカヤ
 
デオ屋を経営しているのかも知れないし、

酔っぱらってシルベスタースタローンに似た外人オカマに、
夜の軒下でフェラされてそのオカマが「1000円でイイワ!」と金を要求したのに、
ハンパにカッコつけて2000円払って別れた後、
休もうと思ってたまたま入った喫茶店にさっきのオカマのスタローンがいて
「オイカケテキタノネ・・」と喜んでいて、
泣きそうな顔しながら舌打ちする22歳の俺。とかになっているのだろうか。

オレは斉藤君の前転が、今も心に引っかかっている。
それはなぜか
彼は生まれつき、「心臓病」だったため
精神の不自由さを手に入れるための”不誠実な皮膜”を
生まれつき作
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