必要なものを必要なだけ/ホロウ・シカエルボク
 
らそんなに幸せなことは無いだろう
ゴミ箱に捨てられた至らない詩はそうした結果しか語ることは出来ないだろう
確信を求めてはいけない、それは踏み出す爪先の死だ
「だからここでいい」という滞在理由みたいなものだ
なにがそれを決定付けた?先人の皮をかぶって出来上がった振りをしたいのか?
喋るほどに君自身の名前が掠れていることを知ることだ、塗り直してもまだらになるだけだぜ
生きてきたことを誇るよりも生きていくという意志を語ることだ
踏み出す爪先のためにすべてのことはあるのだから
視界を限定することでストイックを気取ってるなら物笑いの種だぜ


開かれた扉にはあらゆる意味があり、また、如
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