詩の学校 【ハンツピィの宴2015】/北大路京介
 
の語る瞳はキラキラしててカッコ良かった。
でも、シーナはもやもやとした。
シーナは自分で書く詩をメンバーに認めてもらいたい。
自分の歌をシオンの口で、声で唄って欲しい。

「私、シオンが自分から唄わせてくれっていう歌を作る!作りたい! いつになるかわからないけど頑張る!」
宣言した。
「がんばれよ」とユキが肩をたたく。
ミカが「いつでも作詞手伝ってあげるしね。共作ね」と笑う。

シオンが言う
「みんな音楽以外にもしたいことがあるでしょ。
わたしは映画を撮りたい。
ミカはファッションブランド立ち上げても良いし。
ユキはJAZZもやりたいでしょ。
そうやってみんながバラバ
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