詩の学校 【ハンツピィの宴2015】/北大路京介
ラバラになったときに、シーナはシーナのしたいことをして。
おのおのが好きなことをして、
また集まってLIVEやって。
そういう人生が良いなぁ。
いまは私が唄うのをみんなで支えて欲しいんだ。頼むよ」
シオンにそう熱く言われ、シーナはしょうがないなぁっと思ってしまった。
自分の歌を大勢の前で唄いたいけどそれはもう少し未来でもいいかもしれない。
「ポムの星を使ってお菓子作ってきたから、みんなで食べよう♪」
ミカがクッキーみたいなお菓子を配った。
4人が4人とも猫のような尻尾や耳が生えた。
ポムの星を食べるのは初めてではないけれど、シーナは自分が「詩」になったような気がした
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