詩人・砂木論のための覚書1/オダカズヒコ
valentな彼女の相貌は、この詩人をもっとも魅力的している横顔
と云ってよいだろう、そう思うのだけれど。
また彼女はぼくの現フォでの作品のコメント欄で、自分のことを単純に詩
が好きな人、それが私と語っている。
「詩が単純に好き」
この言葉の周りをグルグルとまわって考えてみるのだけれど、よくわからない。
自分にとって「詩」とは何であるか?
例えばそういう設問に対してなら、ある程度ぼくにも答えることができる。
だが、「詩が単純に好き」という事、或いは、この言葉の意味はぼくには到底
理解できるものではない。
多分、彼女は嘘つきの、やけっぱちで、人からよく思われたい見
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