Re:Re:Re:Re:Re:Re:/竹森
 
めてくれる本を少しでも読む様にしている。×××××××が薦めるのは恋愛小説ばかりではない。難解な哲学書も時に薦めてくる。もっとも、×××××××自身が深く理解しているかというと決してそうではなく、会話をしている限り、頭の出来は僕とそれほど変わらないと思う。ただし、普段から活字に触れている×××××××の方が多くの会話の引き出しを持っているのは間違いない。
×××××××は形而上学よりも抒情の部分に活字を読む喜びを見出すらしい。哲学書を読んで惹かれるのも形而上学に基づく精緻な論理それ自体というよりも、それを用いて綴られる抒情や情景の描写の方だ。×××××××と話しているとそう感じるし、何より自分自
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