心理学にフロイト主義なるものがあるのか?フロイト評論?/銀馬車でこい
 
判断」「精神分析」を成立させた。すでに当時は、グーテンベルグの活版印刷の登場、産業革命の成功の時期にあたり、コミュニケーション、ディスコミュニケーションにおいては、多種の文化的な発展を期した社会がヨーロッパの文化であっただろう。明らかに、フロイトの医学的な業績は、精神医学の始まりを始まりとして評価を受けるものではある。しかしながら、今現在は、特別な議論があるような場所や本棚でのみ、その功績は認められているにしかるべき思想であるであるのではないだろうか。実に、思想であるのか参照資料であるのかの別は、殆ど、宛にできないところもあるだろう。そのような、ジグムント・フロイト周辺を追いたい。


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