ボクの名画座-映画あ〜じゃこ〜じゃ-第三館/平瀬たかのり
トーリー。ちょっといかにもすぎるなぁ、という感もあるのですが、そこを本作が映画デビューとなる堺雅人がひょうひょうとした演技によって気にならなくしていきます。彼の「ま、ええんちゃいますか」という台詞に救われていくのは、作品であり主人公であり、かつ鑑賞者でもあるのでしょう。
主役は真中瞳(現・東風万智子)。気持ちが真っすぐ伝わってくるいい演技をされる女優さんだなあと思いました。せっかく改名されたのですから、もっともっと活躍してほしいところです。
?『鬼龍院花子の生涯』(1982)
〈監督=五社英雄、脚本=高田宏治〉
これ、最近鑑賞の機会に恵まれたのですが、高校生の時にテレビで
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