ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第一館/平瀬たかのり
ったのだろうか。公開当時、難解っていう意見が大勢しめてた覚えがあるのだけど、全然そんなことなくって、良質のエンターテインメントとして十分楽しめる作品だと思います。
?『コミック雑誌なんかいらない!』(1986)
〈監督=滝田洋二郎 脚本=内田裕也、高木功>
正直内田裕也って嫌いです。変人きどりの芸能界に巣くうヌエみたいな男だと思う。
ただこの作品の彼は素晴らしい。下手くそだけど素晴らしい。言うなれば「味」まみれ。突撃りポーター、キナメリは彼以外考えられない。中学生のときにテレビで観た『十回のモスキート』の彼もいまだに強烈な印象を残している。なぜ映画俳優としてそのま
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