四国旅行中の夢日記/中川達矢
 
演者がいる舞台下に降りて、様子をみていた時に、一人の演者から台本を差し出される。
 どうやらそれは僕の台本で、なにかの機会に僕が台本を貸していたみたいだ。ようやく台本を片手に稽古を進めるが、今どの場面をやっているのかわからず、台本自体、ほぼ初見のようだ。使い勝手がわからない。と言っても稽古は進行しており、主役である僕に親切にする人はおらず、場所を教えてくれない。
 再度、僕は監督から怒られ、僕はひたすら謝った。台本を誰かに貸していたことを言い訳にできたかもしれないが、貸していた彼に申し訳なくて、僕はただ自分がいけないのだと謝った。

 最後のシーンで演者がはける踊りをするみたいだ。
 舞
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