「反復」先田督裕 生きるための詩について書いた/nemaru
じのフレーズを出してくる。着脱式である。そこには内在律とか音楽的要素も絡んでくるのだろうけれど、私にはわからん。コンクリートジャングルで生まれたからコスモを感じられん。今は「小気味いい」ぐらいの意味でとらえている。要は意味の面と音の面と前後の流れの爪状攻華でドワーッ!と椅子から転げ落ちるような詩がいい詩だ。で、これは詩の場合だと、なにも俳句的なリズムだから小気味いい、というのとはまたちょっと違う、ということは言っとかないといけないのかもしれない。そこらへんのことはまだよく分からない。
今回みたいにガチで使うタイプじゃなくても、あれは面白かったなーと思われる一瞬でも、じゅうぶん詩は使われている
[次のページ]
戻る 編 削 Point(5)