「反復」先田督裕 生きるための詩について書いた/nemaru
検索をかけてみてください。上の方は縦書なんだけど、画像でMS UIゴシック的な感じがあまり好みではないので、できればポエトリージャパンのページ内検索のほうをオススメしたいのだが、そうしてはくださらんだろうか。
先田督裕さんの「反復」という詩である。
短い詩で、非常にすんなり読める。ほとんどエイの観察日記のようだが、最後の二行の間にはかなりの飛躍が「ある!」とも言えるし「ない!」とも言える。エイが自分から「鬱だ死のう…」なんて思うわけがないから、当たり前のことだ。おーい、ここに、当たり前のことが書いてあるぞー!でも、当たり前のことなんだけれども、ハッとする。しないだろうか。
「彼に
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