笛吹き少年の行くえ(3)/Giton
 
ように出てくるさまが描かれます。

ところで、第1連、3,4行目は、「やみ神楽」なのか?「鳴るや み神楽」なのか?
音数のリズムから考えると:

 あやしくも 鳴るや み神楽
 いみじくも 鳴るや み神楽

と切って読むのが正しいようです。

しかし、 森氏が笑い話として書いているのですが(注:森荘已池『宮沢賢治の肖像』,1974,津軽書房,p.375. 森荘已池(実名:森佐一)は、宮澤賢治の10歳年下の詩友で、賢治との交友を描いた自伝小説『店頭』で直木賞受賞。)、この詩を読んで「岩手県には闇神楽というものがあるのか?」と、まじめに問い合わせる人が多いそうです(笑)。じっさい、
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