笛吹き少年の行くえ(3)/Giton
い、「‥鳴る やみ神楽」と読みたくなるくらい、この詩の神楽は、いかにも恐ろしげで、おどろおどろしいイメージを与えるのです。
しかも、「みかぐら」と読んで安心していることはできません。
じつは、「御神楽(みかぐら)」とは、宮中(皇居)の賢所で舞われる神楽のことで、1947年までは、皇室祭祀令(1908年)に定められていたそうです。「御神楽」に対して、宮中以外の神楽は「里神楽(さとかぐら)」と言います。
{引用=そこで、岩手県の神楽について少し調べてみると、修験者の伝える山伏神楽が圧倒的に多いようです:
「岩手県内で最も数が多いのが山伏神楽です。特に早池峰山を霊場とする山伏が伝承し
[次のページ]
[グループ]
戻る 編 削 Point(3)