笛吹き少年の行くえ(1)/Giton
満之、暁烏敏ら){注=真宗・改革派の功績としては、それまで一般信徒には秘密にされていた『歎異抄』を広く紹介し、真宗信仰の啓蒙・近代化を図った。内村鑑三ら無教会派プロテスタントとも交流深く、機関紙『精神界』では平易な宗教講話のほか、ハウプトマン、イプセンなどの文芸論、『社会主義と婦人』などの新刊紹介も見える。栗原敦,op.cit., pp.8ff,47f. 「清沢満之や暁烏敏にとって、ギリシャ哲学をはじめとする西欧の哲学と、キリスト教の教義とは、自分たちの真宗信仰を新しい目で見直してゆくための大切な足がかりであった。」op.cit.,p.24.なお、梅原猛・訳注『歎異抄』,講談社学術文庫,2000,
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