続・詩のしくみについて (折口信夫とわたしの因果関係を妄想する)/たま
 
題でした。そこにたどり着くための入口が日本の古代神学にあったとしても不思議ではありませんし、拒む理由もありません。その古代について折口学から学ぶことも、決して間違っているとは思いません。折口の神学は歴史以前の台湾や琉球といった地方の古い祝祭を検証した上で生まれたものです。だから、頷けるです。それで、その神学についてはややこしいのでパスしますが、折口はその当時の西洋神学についても探求していますから、日本古代の神学であっても地球大の神学といえます。

そもそも、神はどこに存在するのか、そして、いつ、我々の元にやってくるのか? それは神学の永遠のテーマではないかと思います。神そのものについて、日本は
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