螺旋階段A/凍月
 
   一歩登る
     また一歩
      リズムが
       生まれて
        テンポを
         創り出す
        途中から
       纏わりつ
      いていた
     言いしれ
    ない不安
   知らない
  場所へと
 進む時の
いや違う
 不安感に
  導かれて
   何処まで
    行くのか
     それでも
      なお進む
       盲目的な
        危機感だ
         その事に
        気付いて
       とっさに
      帰ろうと

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