HHM2講評/香瀬
 
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 前回に引き続き相変わらずの総力戦、それも今回は援軍を巻き込んだ形となって提出されている本投稿作は、「no title」(suigyo(紅月))の初稿を偏執的に読解(読んで解釈する/解体して釈明する)するにあたって、「異邦人」(カミュ)だったり、「星遊び」(ポチ(いかいか))だったり、を併置しております。つまり、批評対象単体でヒヒョーせず、かつガッピョー(合評)というスタイルを採用することで、読解がひとつの読みへと収斂されることを拒み続けることを宣言しながら、ひとつの読みを書き表していくおもむきとなっています。
 澤氏の
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