一人芝居(その2)/星☆風馬
 
、チンポを舐めてくれるだけでいいんだ。だから、だから、

 「フェラチオして欲しいの?」

 「うん」ぼくがうなづくと富子は満面の笑みを浮かべて「いいよ」って言ってくれた

ネカフェを出ると外は霧に包まれていて辺りがまったく見えないほどだった

 「濃霧注意報でも出てそうな天気だね。外が見えない」

 「これは愛よ。わたしたちを包みこむ愛」

 「え?」

 「わたしたちはね、愛の中に堕ちていくの、これから」

 「どういうこと?」

 「今すぐわかるわ」

 「富子、、」

実はぼくにはわかっていた。富子、君が人間じゃないってこと。
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