某勉強会での記録メモ/中川達矢
容がどうであるかどうかよりも、会話であれば何でもよかったのかもしれない・会話の存在があるということが大事なのではないか。
→二つ目のカギカッコについて、これは誰の声なのか、という議論はあまりなかった。敢えて言うなら、語り手自身の声ではなく、語り手が窓や話す音に淋しきを見出すように、一つ目のカギカッコの会話を聞いたうえで、頭の中に作りあげた会話だろう。「詩のないところに詩がある」が指す、詩のないところというのは、街道やどんぐりや人の話し声があるような生の世界・日常であり、それら=うつつの断片を写し取ることで詩がうまれるということ。
・こほつた雪について
→こほつた雪は白つつじの花であること
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