はてさて どうでもいい話/佐々宝砂
uot;Thriller"は最高に大好きだ、ゾンビだし)。マイケル・ジャクソンを弁護する気なんてさらさらない。彼が何をやって何をやってないか、あまり知らないし興味もない。私たちが服を着替えるように彼が顔を着替えるとしても、私は特に気にしない。けれど。現実には黒人成年男性である彼の肉体に宿る精神が、柴田芳樹描くような白人少女だとしたら・・・もしも本当にそうなのだとしたら・・・いや。現実のマイケル・ジャクソンをとりあえず忘れて、黒人成年男性の体に白人少女の精神が宿っていたらどうだろう、と考えてみよう。白人の女の子だという自認がある。にもかかわらず、実際の自分に目をやれば、黒人で、男で、大人で
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