君ら爆弾、かなり飛んでる/ざらざらざら子
せようと目論んでるわたしと君とその他大勢の暇人たちが暮らしてる、コンクリートとコンクリートの割れ目から緑そして花、むしりとって明日を待つ、救世主を待つのは、くたびれちゃったし
ねずみの骨を鳴らして、野良犬ども/野良猫の鼻にのせたタンポポ/結局うたいたいのは子守歌/でもわたしら眠らない/かじかんだ終末をスノードームにぶちこんで/さよならっていえたら
最高にかっこいいんだけど
わん、つー、すりーで、もうすぐ爆発する街を、わたしも君も、夕暮れにビタビタに浸って見てた、けっきょく救世主はこなかったねとコウタ(本名じゃない)が言う、隣のビルの落書き気に入ってたんだけ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)