生きる気持ちは歩く死体の中に/ホロウ・シカエルボク
 
めたそのまんまが一番正しいことなのさ
新しい月と、新しい週が、同時に始まるそんな日の早朝、新しく始められるようなことはまだ何もなくって
しいて言えばフリック入力なんてもので
どれだけ長々と綴れるか試してみていたり、せいぜいそんなことさ
化石の心が取り憑いた、俺は感覚的にちょっと
腐敗みたいなものを味わいながら
あえてどんな気分だって自分に問いかけてみるんだ
そろそろ眠らせろって、脳味噌が身体を痺れさせ始めていてもさ
ねえうまく眠れない夜には、どんな夢を見るのがいったい適当だろうか
要領を得ないイメージの断片が垂れ流されれば
それが一番いいのかもしれないな
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