ぼくと子猫のみゃーお/済谷川蛍
得する練習をしたりしていた。お父さんの車の音が聞こえた。ぼくは少し緊張した。
「ただいまー」
ついに帰ってきた!
「おかえりー」とぼくとお母さんは声を揃えて言った。ぼくは子猫を抱いてお父さんに見せた。
「ありゃ」とお父さんは言った。ぼくは説得した。お父さんは難なく許してくれた。お父さんも子猫を気に入ってくれたようだった。
子猫が「みゃーお」と可愛く鳴いた。そこでぼくは「この子の名前は"みゃーお"だ!」と言った。お父さんとお母さんは幸せそうに笑った。
ぼくはみゃーおが可愛くてしかたがないです。特に、テストの点が悪くてお父さんとお母さんにこっぴどくしから
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)