死刑決定/秋也
 
システムを確立するのは多分不可能です。となるとどこに重きを置くかになるわけで、その具合はその時の社会の風当たりや色合いから5歩〜10歩遅れたぐらいになると思います。私は死刑推進派ではないですが、現状しばらくは死刑という刑があってもいいと思います。ただ裁判というのは、せめて裏技というモノがあまり存在せず、被害者や遺族の許せない気持ちを十分に配慮した上で真実を知れる可能性がある場であって欲しいと思っています。弁護人が軽い量刑を得るため真実とはかけ離れたあらゆる手段を使い、そうはさせじと検察が最も重い刑を確定させるため加害者の敵となりありとあらゆる手段を使う。社会の動向と法律、判例、証拠、弁護人と検事の
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