(2)アーヤと森とふしぎなひかり/吉岡ペペロ
 
しながらお母さんの手作りのパンを食べています

アーヤはワーッと叫んで自分の部屋に入ってしまいました

お母さんが怒っています

夕方の影が枕べにとどいています

さっきまで温かかった感じののこる枕にアーヤは顔を埋めていました

お母さんの馬鹿、ヒョウスケくんの意地悪、

そう呟くと涙がとまらなくなってしまいました

アーヤ、ヒョウスケくんがパン一緒に食べようって、

お母さんも、ヒョウスケくんも、だいっきらい、

アーヤは泣きながらベッドのうえで足をばたつかせヒョウスケくんにされた意地悪を叫びました

ヒョウスケくんはパンが大好きだから、ちょうど焼きたての
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