2013-3-31/南条悦子
 
ンスカッシュ•••。それはおしまいであった。

2
関西大学において「現象学者と臨床家の対話」の講演を聞くことにした。緊張するとどうやら僕は傲岸不遜の態度をとるようである。本書すなわち、村上晴彦『レヴィナスーー壊れものとしての人間』を対話することで共同して処理することを目標とする。ここでは共同と僕はいったのだけれどその「共同」とは、論者4人、すなわち、村上晴彦(大阪大学)、澤田哲生(富山大学)、野間俊一(京都大学)、大山泰宏(京都大学)諸氏を向かって右から左へ、すなわち視線移動の要となる右において接続される順接空間に相違ない。さて話を戻すと、本講演では僕の
[次のページ]
戻る   Point(0)