ふたつの終焉/葉leaf
 
は、僕の心の重量とともに死んだ。少年は少年である条件と権利と義務と背後を失った。もはや僕は美しくも秘められてもいなかった、すべてが貫通され吟味され貶められ、品評の対象となり、愛の盾などという盲目の装置は消え、貫通してくるものから防御するため自身の皮膚を新たな悪意の盾としなければならなかった。美しいものは汚していこう、隠されたものは暴いていこう……!



天界も地界も同じようなものだった。どこまでも収束しようとしていく漸近線からの接触を無限に拒絶するということ。水のかけらも光の房も風のとげも何もかも触れることができない、天上と地下の二つの絶対領域。僕はそこに住んでいたと同時に、そこへ無限
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