HHM講評/香瀬
 
、とても美しいなと思いました。

 詩の一部一部から思い浮ぶ情景を記述する箇所は、ややもすれば作中で描かれたイメージというより、氏がイメージする「生活」であるかもしれず読者は置いてけぼりを食ってしまいそうです。ですが、そうした読み方をしたのだ、なぜならわたしの経験とマッチしているのだ、というような氏の姿勢は決して嫌味でなく、むしろ、氏とこの詩とが素敵に出会えた、また、そうした出会いが言語化された、ということが感じられ爽やかな読後感を得られました。



「ポエムにロジックを読み取った」賞
浪玲遥明
雨女薬の「僕の母」について
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